【社労士試験】過去24年間の合格基準について

社会保険労務士

本日、第55回社会保険労務士試験の合格発表でした。選択式になった平成12年の試験から24年間分の合格基準をまとめてみました。

24年間分の平均を取ると、
選択式25.2
択一式44.7

最近10年間分の平均を取ると
選択式24.5
択一式44.3

選択式・択一式ともに平均が下がってます。そして、社労士試験の奥深さは、この基準点を超えるだけではなく、各科目の足切りをクリアしなければいけないのです。選択、択一ともに基準をクリアする受験生は、毎年10%~14%ほどいるようです。ということは、合格率から考えると、基準点をクリアした人のほぼ半分が、足切りで不合格になっていることがわかります。まさに恐るべき「足切り制度」です。この部分が受験生の実感と、傍から見た印象による難易度の差なのです。問題の難易度によって補正が入るのがまだ救いですが、逆にこの補正待ち状態で合格発表まで過ごさなければいけないのが、この試験の最も辛いところだと思います。ここまで厳しい足切り基準を持っている資格試験は、他には無いと確信してます。これが偏差値では表せない難易度の高さの秘密です。そういった意味では、他から何と言われようと、とにかく難易度の高い資格に挑戦しているわけです。

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