科目別補正回数について

社労士試験は選択式、択一式ともに、総得点による合格基準を設けております。その上で、各科目の最低得点の基準も設けており、その両方を突破しなければ合格できない試験です。選択式で5点中3点、択一式で10点中4点。これがいわゆる「足切り」というもので、この厳しさは全資格中№1だと思ってます。

ただし、科目の平均点が低い場合、その基準点を補正することがあります。それは、選択式において頻繁に起こります。過去に補正があった科目を集計してみました。こんな感じです。

補正回数

いかがでしょうか。まずもって、その多さにビックリします。保険科目での補正の多さはちょっと普通ではありません。最近10年では、社一と健保は半分以上です。選択式は問題数が少ないため、取り上げられた単元について、知らなければ一気に点数が崩れるという傾向があります。

また、労働科目には勉強時間を費やせたが、保険科目まで手が回ってない受験生もいるかと思います。この社一と健保は実際に私たちの生活に密着している部分もあるので、この2科目から勉強してみると、意外とすんなり学べるかも知れません。それでライバルに差をつけられたら最高ですね。

どちらにせよ、この補正待ちにならないように、しっかり選択式対策をしながら普段の学習や情報収集はしていかなければいけません。社労士試験において重要なのは、択一式よりも、選択式であり、もっと言えば、この足切り回避になります。

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