【最新】社労士試験での問題冊子のページ数(選択式・択一式)

社会保険労務士

これまでの社会保険労務士試験で、問題冊子のページ数をまとめてみました。選択式が導入された第32回から集計しました。表紙と説明のページは除き、純粋に問題部分のみのページ数なので、問題文の長さがそのまま表れます。

選択式のページ数

過去10年平均で17.0ページ、全体平均では13.3ページなので、明らかに長文化してます。もっとも少なくて8ページ、もっとも多くて18ページ、最近7年間は17ページで安定してましたが、今年は1ページ多くなりました。かつては選択肢含めて1問1ページでしたが、現在では1問2ページが定着してます。

択一式のページ数

過去10年平均で61.4ページ、全体平均では58.2ページなので、こちらも長文化してます。もっとも少なくて49ページ、もっとも多くて68ページ、令和3年が最大でそれ以降は少なくなってます。昔と比べて約1.2倍になってます。

分析

ここで注目すべきは第47回の平成27年。色々と話題になりますが、例の合格率2.6%の年度で、この時が選択式・択一式ともに過去最高ページ数を記録しました。問題作成段階から、明かなレベルアップが意識されたと思われます。当然のことながら、問題文が長くなっているということは、問題文を早く読んで、しっかり理解する読解力が必要になります。選択式の場合はヒントが増えたと考えられますが、択一式においては損切りする技術も必要になります。つまり、誤りを見つける問題で、アが間違っていれば、イ~オは読まずに、次の問題に取り掛かることです。こうやって先に進み、後で振り返る作戦が取れれば、時間的にはかなり楽に展開できます。おそらく高得点をたたき出した人は、どこかでこのような技を繰り出しているのかも知れません。ただ、合格ラインに乗るための必須条件とは思いませんので、無理にこのような作戦で臨むのではなく、1問ずつしっかり戦っていくのが良いと思います。

難関資格である社会保険労務士試験を独学で挑戦しようか迷っている方は、まずはこれを読んでから検討してみてください。社会保険労務士試験は難関資格ですが、独学合格は十分可能です。これから勉強のために人生の貴重な時間を費やしていくわけなので、スタート段階でしっかり検討してから取り組むべきです。私の体験記を読んで、自分も独学でできそうと考えたら挑戦してみてください。ちょっと自分には難しいと思ったら予備校を利用してみてください。
どちらにせよ、難関資格の合格は自分次第。正しい努力をして合格への最短距離を進んでいく必要があります。私の完全独学での合格体験は、そのための重要な情報になると信じております。

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